Twitterで「ローラーほすぃ」的なことをツイートしていたら、いつもグループライドでお世話になっている方から「あまり使ってないから貸しまっせ」とお声がけいただき、我が家にローラーがやってきました。
しかも、借用期間は“適当に飽きるまで”
あなたが神か。
今回は、そんなローラーについて書きたいと思います。人様のモノなので、開封レビュー的なことはしません。
お迎えしたローラー
今回お借りしたのは、ミノウラのFG540です。
ローラーといえば、「3本ローラー」と「固定ローラー」が有名ですが、このFG540は、前輪は外して器具に固定、後輪はローラー台に乗せるタイプの、いわゆるハイブリッド型ローラーと呼ばれる類のモノになります。
3本ローラーについて
▲3本ローラーの一例 ※画像はミノウラWEBサイト(LiveRoll R800)より抜粋
3本ローラーは、実走感が高く、フレームにやさしいのが特徴ですが、停まるのも一苦労、音がやかましいというデメリットがあり、マンションやアパート住まいでは導入することが厳しいと言われています。
固定ローラーについて
▲固定ローラーの一例 ※画像はミノウラWEBサイト(LR961)より抜粋
固定ローラーは、静音性が高い、転ばないという点がメリットとして挙げられますが、固定ローラーの中でも比較的安価なタイヤドライブ型だと、タイヤをローラーに押し付けながら走る形になるため、摩耗によってタイヤの劣化が早くなったり、ゴムのカスが発生します。(専用のホームトレーナータイヤが必須だという説も・・・)
また、前輪も後輪もガッチリと固定してしまう固定ローラーは、遊びがなくなることもあって、カーボンフレームにはあまりよろしくない(らしい)という話もあるようです。
ハイブリッド型ローラーについて
▲固定ローラーの一例 ※画像はミノウラWEBサイト(FG540)より抜粋
ハイブリッド型ローラーは、フレームへの負担が固定ローラーより少ないこと、実走感が3本ローラーに近いことが大きなメリットです。
しかも、前輪(厳密にはフロントフォーク)も後輪はほぼ固定されている状態ため、手放し走行をしたり、そのまま停止することも容易です。
FG540について
では、今回お借りしたハイブリッド型ローラーの「FG540」について・・・。
▲全体観。
▲前輪を外し、フロントフォークを固定します。
▲後輪はローラー台の上に乗せます。
▲手元のコントローラーで負荷を調整できます。
フロント側を高くして、仮想坂を作ることもできるそうですが、それはおいおい試してみたいと思います。
【FG540の後継機について】
2018年11月時点で、「FG540」の後継機である「FG542」が発売されています。今後ご購入を検討される方は「FG542」をご選択ください。
使用感
ネット等では「ローラーは全体的に実走感がビミョー」という意見も多かったのですが、思った以上に「オレ、走っている!」という感覚があって安心しました。
▲初ローラー結果。
なお、15〜20分もすると、滝のように汗が吹き出してくるのでタオルが必須です。発汗量がハンパないということは事前に知っていましたが、予想以上でした。
平日は残業で帰りが遅く、休日は家族と過ごすことが多い私にとっては、1〜2時間程度の“ちょっとした空き時間”を有効に使えるので、これからとても重宝しそうです。
当面は、このローラー生活を楽しみたいと思います。