アスファルトを走ったあとのタイヤって、お世辞にも”キレイ”とは言えませんよね。
ロードバイクは原則「室内保管」なので、家にバイクを入れる前は布などで軽くタイヤを拭いているかと思いますが、私はもう一手間を加えることでタイヤをツヤッツヤにしています。
今回は「メンテナンス手法」と言えるレベルのものではありませんが、先輩ローディーから教わった、よりロードバイクが楽しくなる「タイヤ管理方法」をご紹介します。
準備するもの
「ノータッチUV」は、車好きであれば持っている方もいるかもしれないですね。
- クリンビュー ノータッチUV
- 布(マイクロファイバーなど)
タイヤを磨いていく
このクリーナー、表面積の大きい自動車のタイヤには直接吹きかけますが、自転車に対して同じことをするとリムやスポークにまでかかってしまうので、いったん布などに”少量を”吹きかけてから、直接擦り込んでいきます。
▲タイヤを回しながら、擦り込んでいきます。刷り込むのはあくまでゴム面のみで、ホイールにつかないよう十分に留意します。
▲あとは乾かせばOK(※タイヤを外す必要はありません)
▲作業前後の比較写真です。明らかにタイヤがキレイになったことが分かるかと思います。
この作業の副次効果
この作業はしっかりとタイヤを見ながら行うので、異変の早期発見にもつながります。
上の写真は、あるライドを終えた際に見つけた傷です。これをライド仲間に見せたら、「バーストの原因になるからタイヤを変えた方が良い」というアドバイスをもらいました。
「事故を未然に防ぐ」という観点からも、タイヤツヤツヤ作業をオススメします。
終わりに
キレイなチェーンやスプロケ同様、ツヤの出たタイヤは見ていて非常に気持ちが良いものです。
本来、このクリーナーは、自動車のタイヤに吹き付けて放置(泡が汚れを洗浄)するものですが、自転車で同じことをするとホイールに垂れてしまうため、泡をいったん布に吹きかけてから、直接タイヤに擦り込む方法をとっています。
一つ注意点として、このメンテナンスはライド直前にはしないでください。もしやっちゃった場合は、乾いた布でしっかり拭くことをオススメします。でないと、たぶん滑ります。(やったことないので分かりませんが・・・)
なお、このクリーナーは1本あればかなりの回数使えるので、買いだめをしておく必要はありません。
「クリーナーとか塗ると滑るんじゃね。。。?」という不安のある方には、私の実体験として、これまで半年以上この方法をやってきて一度も落車していないことをお伝えしておきます。