先日、サイクリストの聖地「しまなみ海道」に行った記事を書きましたが、その自転車旅行時に重宝したのが「トピーク バックローダー 6L」です。
バックローダーとは、サドル下に取り付ける縦長い(横長い?)バッグのことで、ブルベなどの長距離ライドをする人なんかがよく使っていますね。
しまなみは1泊2日の旅でしたが、このバックローダーのおかげで不自由なく走行と宿泊をこなすことができたので、その魅力についてご紹介します。
今後、200km超えやお泊まりライドを計画している方は参考にしていただければ幸いです。
TOPEAK バックローダー 6リットル
自転車関連商品の中でも特に有名なTOPEAK(トピーク)。1年以上ロードバイクに乗っている人であれば、知らない人はいないと思います。
今回、私が購入したのは、そのトピークが発売しているバックローダー(サドルに取り付けるタイプの大きめのバッグ)の6リットルサイズです。
トピークからは、バックローダーのラインナップとして、6リットル・10リットル・15リットルサイズが発売されています。(金額は記事作成時点のものです)
このラインナップの中で私が6リットルサイズを選んだ理由は、以下の2つです。
- 私の用途(せいぜい1泊2日)であれば、十分にカバーできる容量であること
- ダンシングを多用するので、大きなサイズだとお尻のところでブランブラン揺れて嫌
でも、思うんです。
「リットル」って言われても分かるかボケ
と。
なので、ここからはどれぐらいの荷物を入れたらどうなるのか書いていきます。
インナーバッグが秀逸
バックローダーは多くのメーカーから発売されていて、トピークの製品より価格を抑えたモノも存在しますが、トピークの特徴は「防水対応インナーバッグ」が付属してくることです。
ただの薄い袋なのですが、この袋は”防水”と”空気を抜く”という機能を持っています。
この丸いバルブのような部分を開け締めすることで、空気を抜いたり入れたりすることができます。
ロードバイクへの取り付け
ロードバイクには、サドル裏のバー2点と、シートポスト1点の計3箇所で固定します。
どれだけ重い荷物を乗せるかによりますが、3点でしっかり固定すれば走行中にブラブラするようなことはありませんでした。
シートポストに取り付ける部分は革のような生地になっていて、これが滑り止めの役割を果たし、しっかりと固定してくれます。
実際に旅行で詰め込んだモノ
参考までに、先日のしまなみ海道(1泊2日)で実際に持っていったモノを詰めた時にどうなったのかご紹介します。
バックローダーに詰め込んだモノは以下のとおり。
- インナーバッグ
- 私服(上下)
- 下着(上下)
- 靴下
- タオル
- ウインドブレーカー
- 反射ベスト
- モバイルバッテリー
- 各種充電ケーブル(2本)
ジャージに関しては、宿泊先に洗濯機・乾燥機があることを知っていたので、替えのものは持っていきませんでした。
夏場であれば私服も軽いもので済みますが、10月にもなると朝夕は寒いので、厚めの生地のモノを入れました。
▲これらすべてをいれた状態の写真です。これを空気を抜いて圧縮すると・・・
▲ここまで小さくすることができます。大きさがかなり変わることが分かるかと思います。
▲圧縮したインナーバッグを、バックローダーに入れます。
▲ライド中に使用するかもしれないウインドブレーカー・反射ベスト・モバイルバッテリーはインナーバッグに入れず、隙間に詰めていきます。(ここでのポイントは、走行時の揺れを減らすために重いものから先に入れることです)
▲バックローダーの余り部分を巻いて、しっかりと形を整えます。
▲最後にバックルで留めたら完成です。
▲今回の荷物を収容した大きさがこちらです。比較対象として、TOPEAKのサドルバッグ(Mサイズ)を載せておきました。
サドルバッグと比べたら、それなりに大きく見えますね。
▲ロードバイクに装着。手で動かしてもあまりブレない程度にしっかり固定できました。
ちなみに、バックローダーにはまだ十分な空きがあるので、もう1泊分ぐらいの荷物なら入れられそうです。
走ってみた感想
実際に走ってみた感想ですが、そこにバッグがあることを忘れるほど気になりませんでした。
ダンシングしてても問題ないようで、私の後ろを走っていた人からも「バッグ全然ブレてないよ〜」と言ってもらったので間違いないかと思います。
おわりに
バックローダーは普段のちょっとしたライドで使うものではないですが、ある程度の距離を走れる体が出来上がってくると、欲しくなるモノの1つだと思います。
私も「まだまだこれはいらないな」と思っていたのですが、しまなみ海道1泊2日旅行が決まったので、急きょ購入。実際に使用してみて、200km超えやお泊りライドに必須のアイテムだなと強く感じました。
なお、今回紹介したTOPEAK製品より安いバックローダーもありますので、あまりお金をかけたくないようであればそちらを選択するのもありかと思います。
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