Bianchi Infinito CV 2021年モデルが手元に届いてから早1年。
「CV」という文字を冠しているその意味は、Bianchi の振動除去素材であるカウンターヴェイル(Countervail®)が採用されていることですが、1年も経ってようやく
カウンターヴェイルすげぇwwww
ということに気づきました。
気づくのが遅すぎて笑えないレベルですが、気づいた瞬間、あまりに感動したので、その感動をお伝えしたくてブログを書きました。
「Countervail®」は、Bianchiが特許を持つ振動を除去する”素材”のことで、最大80%もの振動を除去してくれるという代物です。
そして、この「Countervail®」を埋め込まれた BIANCHI CV INTEGRATED VIBRATION CANCELLING SYSTEM を持つバイクは”カウンターヴェイルファミリー”と呼ばれており、このファミリーには、Specialissimaや Oltre XR.4といったフラグシップモデルに加え、私の所有するInfinito CVが含まれています。
この「Countervail®」の紹介は今更感があるのですが、文字とか数字で見せられても「乗ってみないと分からない」というのが正直なところだと思いますので、今回はその魅力を、私の実体験を基にお伝えできればと思います。
先日5/3に、大分県国東市の国東半島を回る「第40回ツール・ド・国東」というイベントに参加し、そこでセンチュリー(160km)の距離を走りました。
これまでInfinito CVで走ったことのある最大距離は100kmだったので、今回の160kmは未知数。
前の自転車(IMPULUSO)で160kmを走ったことはありますが、その時は100kmを過ぎたあたりからただただ苦痛で、翌日もほとんど動けなかった記憶があったため、今回もヒドい状態になるんだろうなと覚悟をしていました。
しかし今回は、軽い疲れと痛みのみ。
アップダウンの激しいコースで120km(獲得標高:1,200km)ほど走っていた時に、一緒に走っていたMakinpo氏が、
全身が痛い・・・
と言ったので、「オレも・・・」と言おうと思ってふと立ち止まりました。
(あれ・・・そういえば身体が痛くない・・・)
ポジションを変えたわけでもなく、ペダリングが劇的に改善したわけでもない・・・むしろずっと長距離を走ってなかったし、年齢も重ねているから劣っているはず・・・なのになぜ・・・。
唯一変わった(改善した)のは自転車・・・・。
あ・・・
ここで”確信”しました。
これが”カウンターヴェイル”かwwww
と。
そのまま160kmを無事に完走。
さすがにお尻は痛いものの、いつも長距離を走った時に痛くなりがちな首や肩、腰には”ほどよい疲れのような痛み”が残るだけでした。
びっくりした、これがカウンターヴェイルなんだ、、、
だからそれ良いフレームだっていつも言ってるじゃんwwww
イベント当日は良くても、その疲れや痛みが後日に出てくるのが中年の性。自宅に戻ってからも気は抜けない。
そして翌朝、ベッドから起きるのは億劫だったが、やはり感じるのは”心地よい疲れのような痛み”のみ。
疲れからか少し昼寝はしたものの、普通にその日は子供と公園で遊び、なんら問題なく生活することができました。
(いやいや、おっさんの筋肉痛は遅れてやってくるから。。。)
と思っていたものの、イベントの翌々日はさらに身体が回復したので、子供と潮干狩りに行ってめちゃくちゃ体を動かしました。
結論、
やっぱりカウンターヴェイルやべぇ。
今回、Infinito CVでまじめに長距離を走ったのが初めてだったので、カウンターヴェイルの本当の価値が分かってとても良い機会になりました。
と同時に、高価な買い物だったのに、これまで1年間、その価値を知ることもなかったんだなと思って損をした気分にもなりました。
今回のイベントを通じて、カウンターヴェイルの魅力に気づくことができたので、久しぶりに長距離を走るモチベーションが上がってきました。