素手でメンテナンスを行うと、必ず手が汚れます。
そのため、それを嫌ってゴム手袋をする方もいるわけですが、私は肌が弱いので油汚れよりもゴムにやられてしまう人間です。
手が汚れたら、いつも使用しているハンドソープで手を洗ってみるものの・・・これがなかなかキレイになってくれません。
そこで、今回はオイル等で汚れた手をキレイにするアイテムを紹介します。
工業用ハンドクリーナーが有効
汚れた手の洗浄には、工業用に使用されているハンドクリーナーを使用するのが有効です。
私が使用しているのは、呉工業の「シトラスクリーン ハンドクリーナー」です。
呉工業には、自転車に乗っていなくても「KURE5-56」という万能な潤滑剤でお世話になったことがあるという方も多いのではないでしょうか。
この「シトラスクリーン」は、その辺にあるホームセンターで普通に売られています。
実際の効果
チェーンとスプロケを洗浄し終えた汚い手を、実際に洗浄していきましょう。
▲よくある泡タイプとかではなく、ちょっとザラついた感じの液が出てきます。慣れていないと違和感があります。
念入りに洗うと、液が黒くなって「ウヒョヒョ取れてる取れてる♪」とテンションが上がります。
▲水で洗い流すと、このとおり黒い汚れがスッキリと落ちています(ちょっと残ってるのはご愛嬌)
一般的なハンドソープではなかなか落ちない汚れも、簡単に解決することができます。
しかもこのハンドソープ、その名のとおりシトラス系の香りがするので、使用後も快適です。
最後に
私は仕事で手を汚すこともないし、特に車好きというわけではない(車のメンテは店まかせ)ので、今までシトラスクリーンの存在すら知りませんでした。
このことを教えてくれたのはロード歴10年の先輩ローディーで、先輩の存在はありがたいなぁとしみじみ感じています。
ただ、これだけ油汚れがキレイになるということは、それだけ成分が強い液体ということでもあるので、普段使いはやめましょう。そんなことをしていたら、(本来必要な)手の油分まで吹き飛んでしまいそうです。