ロードバイク洗車のために揃えたアイテム13選と予算感

新しい自転車(Bianchi Infinito CV)を買ってからというもの、月に1回ぐらいのペースで外を走っていたのですが、先日、久しぶりのサイクルイベントを走るにあたり、

ゆるぽ拓
ゆるぽ拓

さすがにこの汚い状態では人前に晒せない・・・洗車せねば!

と思い立ち、自分で洗車する環境を整える決意をしました。

過去の動画で紹介した簡易的な清掃でも良いのですが、あくまで簡易的かつ部分的なものなので、

ゆるぽ拓
ゆるぽ拓

せっかく良いバイクなんだから、しっかりとキレイにしたい!!

ということで、今回はバイク全体の洗車環境を整えるために買ったアイテムや、その費用感についてご紹介します。

後述していますが、私は「ロードバイクを水洗いできる環境」にいるので、今回はその前提で紹介をしています。

道具・工具類

GORIX 自転車整備用ワークスタンド ST-2

WEBや動画などで洗車に関するネタを漁っていると、ほぼ確実に出てくるのがこのスタンド。

みんなが自転車を回しながら水をかけたりメンテナンスしているのを見て、

ゆるぽ拓
ゆるぽ拓

これがあったら色々と捗りそうだし、なによりカッコいい!!

という理由で購入しました。

実際に使ってみたら非常に便利で、これがあるのとないのとでは作業効率が大きく変わります。

スタンド自体はメーカーがたくさんありますが、その中でも私は中堅クラスのGORIXというメーカーのものを購入しました。他のメーカーのものを使ったことないので評価はできませんが、少なくとも私の用途レベルであれば何ら不都合ありませんでした。

GORIX ゴリックス 自転車洗車用ブラシ YG-443

洗車する際にあると便利なブラシセット。

両端に、チェーン洗いに最適なコ型のブラシと、長くて固めのブラシが付いています。

私はこの「長くて固い方のブラシ」が気に入っていて、チェーンやスプロケにディグリーザーを塗布したあと、これをザクザク刺して細かい部分の汚れを落とす工程が好きです。

ミノウラ CR-100 チェーンローラー(リム・ディスク両対応)

後輪を外してメンテナンスをする際に必須のアイテムです。「チェーンキーパー」とも呼ばれます。

これを着けていないと、チェーンがぶらぶらした状態でメンテナンスをすることになり、非効率なうえチェーンが至る所に当たって汚れが広がったりケガをする恐れがあります。

ミノウラ CR-100 チェーンローラー

ミノウラ CR-100 チェーンローラー

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NGreen 伸縮ホース

私はアパートに住んでいて、自分の駐車場で作業をすることができるのですが、当然ながら共用の水道はありません。

そこで、自宅の水道から外へ水を引っ張り出すために水道ホースが必要となります。

水道といえば、一般的にはリール型のレバーが付いているタイプのホースが思い浮かびますが、あれは保管場所が必要なのがイヤで、この伸縮ホースを購入しました。

これは「水を流すと伸びる」という面白い構造になっていて、普段は5mぐらいに縮んでコンパクトですが、水を通すと15mぐらいまで伸びます。水を抜けばまた縮むので、保管が楽なので便利です。

Opiqcey マイクロファイバークロス(12枚入り)

洗車するときに、なにかと便利なのがこのマイクロファイバーです。

車体に傷つけずに、キレイに拭くことができるので何枚あっても困りません。

汚れても洗えますし、水洗って軽く絞って干しておけばすぐに乾くので再利用も簡単です。

AZ BIcS-004 自転車用 チェーンルブ

コスパの良いAZシリーズのうち、これはチェーン用オイルになります。

これは粘度高めのルブなので、100km以上のロングライドに最適です。

私はこのルブを、洗車がすべて完了したあとにチェーンに塗布しています。

AZ CKM-001 超極圧・水置換スプレー

同じくAZシリーズのオイルです。

「水置換」というのは、「水に濡れている状態でスプレーしても、オイルがちゃんと浸透する」というもので、洗車直後の乾いていない状態の時に使用するのに最適です。

私はこのスプレーを、チェーンのほか、ディレイラーなどの可動部、ネジ部などに吹き付けています。(動きを滑らかにすることと、サビ防止になります)

DAISO ハケ、ニトリ ブラシ、ホームセンター スポンジ

洗車に欠かせない小物たちです。

  • ハケ・・・ディグリーザーをチェーン、スプロケに塗布する時に使用
  • ブラシ・・・ディグリーザーをチェーン、スプロケの深部まで馴染ませたり、汚れを書き出すのに使用
  • スポンジ・・・車体全体を丸ごと洗う時に使用(洗剤は、後述のMuc-Off 自転車クリーナーを使用)。私が買ったのは自動車用として売られていたものになります。

洗剤類

WAKO’S(ワコーズ) パーツディグリーザー

チェーンやスプロケの頑固な汚れ落としに最適なのが、このパーツディグリーザーです。

グリーザーは、「グリーズ」という「~を脱脂する」の意味から来ていて、汚れた油を浮かせて落とすことができます。

ロードバイクの洗車はまずチェーンから行うので、工程で一番最初に使う洗剤がこのディグリーザーになります。

このワコーズのパーツディグリーザーは諸所でよく取り上げられいて、業界で安定した評判があるので私もこちらを購入しています。

WAKOS (ワコーズ) パーツディグリーザー 300ml V461

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Muc-Off(マックオフ) 自転車クリーナー

弱アルカリ性の自転車用洗剤です。

「どこにかかっても問題なし(あらゆるパーツにかけても傷めない)」という代物で、プロチームでも使われているという安心感の高い洗剤です。

私はこれを、バイク全体にぶっかけてスポンジでゴシゴシ洗っています。

なお、本製品は”水洗い用”なので、マンションなどで水が使用できない場合は、同じメーカーから出ている「Muc-Off ウォータレスウォッシュ」を使うことで、水なし洗浄をすることができます。

シュアラスター クリーナー&コーティング ゼロフィニッシュ S-125

自動車・自転車に使えるコーティング剤です。

どこぞの洗車動画で、プロメカニックの方が「お手頃価格でとても良い」とオススメしていたので購入しました。

バイクを洗車したのち、これをスプレーしてボディやクランクを拭き上げるととても美しい輝きを放ってくれます。

洗車後、濡れた状態で使っても大丈夫らしいですが、私は水気を拭き取ってから使っています。

ボディをコーティングすることで見た目を美しく保てるし、軽い傷からも守ってくれるという優れものなので、コーティング剤はとてもオススメです。

正直、「お手頃価格・・・?」と言いたくなる感じではありますが、ロードバイク業界の住人からすると確かに安いのかもしれません。

コーティング剤は、ディスクブレーキ用のホイールのリム部分にも使うことができますが、リムブレーキでは絶対に使わないようにしましょう。(制動力が弱まり、危険です)

フィニッシュライン e-バイク クリーナー 414ml エアーゾール(ディスクブレーキ搭載車のみ)

ディスクブレーキローター専用のパーツクリーナーです。

前提として、ローターは油脂厳禁であり、ホームセンター等で市販されているパーツクリーナーを吹き付けるのはNGです。(成分に油分が含まれているものがあるため)

本製品はディスクブレーキローターに特化しているので、吹き付けても問題ありませんし、ブレーキパッドにかけても大丈夫です。

決して安い買い物ではありませんが、ローターの状態はブレーキに直結するので、命を守るためにも正しいメンテナンスをしましょう。

フィニッシュライン e-バイク クリーナー 414ml エアーゾール

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参考までに、ローターはパーツクリーナーを使わなくても、自宅の台所にある中性洗剤を使って洗うということもできます。

CARALL 車まるごと鉄粉クリーナー(ディスクブレーキ搭載車のみ)

ディスクブレーキは、ローターとブレーキパッドの摩擦によって制動するため、”鉄粉”が発生します。

これを除去するのにオススメなのが鉄粉クリーナーです。(これも、とある洗車動画で知ったアイテムです)

これをローターやブレーキパッドに吹き付けて少し時間を置くと、クリーナーが鉄粉に反応して紫色に変わります。初めて見たら「おぉ!」ってなるやつです。(色だけみるとグロいですが・・・)

鉄粉は、時間が経つと酸化して固着します。固着した場合は、水洗いだけでは簡単に取れなくなってしまうので、鉄粉クリーナーで溶かして快適なブレーキ環境を保つようにしましょう。

洗車のために用意したもののトータル金額

さて、これまで12種類のアイテムをご紹介しましたが、これを揃えるのにかかった費用は・・・

全体で、約3万円という結果になりました。

全体的な投資額は大きくなりましたが、スタンドやホースなどはずっと使い続けられますし、洗剤も1~2回程度の洗車でなくなるものではないので、おそらく1年以上の洗車は今回の投資で賄えるかと思います。

なにより、いつでも気軽に洗車できるという環境を整えたことは心の安定になります。

今までは「ちょっとでも雨が降りそうだったら外を走らない」って決めてたし・・・

おわりに

洗車環境が整ってからすぐに洗車を行い、気持ちよくイベントに参加することができました。

初めてだったので、1時間半ぐらいかけて洗車することになりましたが、慣れてしまえば効率よく回していけると思います。

最近、Youtubeなどを見ていると、お金を払ってプロに洗車してもらう「洗車サービス」がかなり増えていることが分かります。

私の住む福岡県でも、ちょっと検索すればすぐに2、3件のお店がヒットします。

そのため、「洗車サービス」を利用すればよいのに・・・と思われそうですが、

どこもかしこも我が家から遠いwwww

というのが理由で、自宅でできる方法を模索するに至りました。

私自身、リムブレーキとディスクブレーキの両方のロードバイクを所有しているので、今回は両方のモデルに対応できるアイテムをご紹介しました。

これから梅雨に入り、ロードバイクが汚れやすい時期になるので少しずつでも洗車用具を揃えてみてはいかがでしょうか。キレイなバイクを見るのはとても幸せですヨ。

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