オートポリス3時間耐久:自転車イベントの参加レポート

先日、勢いだけで申し込んだオートポリスに参加しました。

「まぁ、ついていけないだろうな」という予想どおり、1周目から振り落とされたわけですが、”レース”ということもあって、これまで参加してきた自転車イベントとは異色で、とても新鮮でした。

今回は、そんなオートポリスでの自転車イベントをレポートします。これからチャレンジしてみたい方の参考になれば幸いです。

※申し込みの経緯は、以前のブログ「オール九州3時間耐久ロードレースINオートポリス」にエントリーした」で書いています。

会場への移動

移動は当日の早朝。自転車を車に載せ、真っ暗な高速道路を走ります。福岡から南下する場合、植木ICで一般道に降りるのと便利です。

植木ICから50分ほど走ると、オートポリスに到着します。(後述しますが、この区間でしっかりと補給物を仕入れておく必要があります)

私が到着したのは午前6時ごろでしたが、入口にはすでに渋滞ができていました。(わりとスムーズに進むので、苦痛ではないレベルです)

入口では、事前に送られてくるイベント案内(封筒)の中に入っている「選手入場券」を渡します。

▲選手入場券

自分たちのピットを確保

無事に入場したのち、駐車場に車を停めて「さぁ、受付だ」と思った矢先、後輩くんから指示が入ります。

後輩くん「まずはピットの争奪戦があるので、すぐに場所を確保してください」

拓「??? 受付する前に?」

後輩くん「です、早いもの勝ちのシステムなので」

分かったような分からないような感じでパドックに行って、ようやくその意味を理解します。

F1のレース等を見たことがある方ならイメージできるかと思いますが、オートポリスのようなサーキットコースには、車や機材を保管するピットが並んでいます。

そして、このピットはサイクルイベントでも開放されるのですが、使う場所は各自で確保しなければなりません。つまり、これが早い者勝ちということですね。

さっそく、空いているピットを確保します。とりあえず荷物とか自転車を置いておけば「ここはオレの場所だぜ」アピールができます。

なお、ソロ〜最大4人チームまでが参加するので、ピット内の利用方法は多種多様です。

中には、1ピット丸ごと貸し切り状態にして「キャンプかよ!」と突っ込みたくなるような机やら椅子を置いている団体もありました。

私のいたピットはソロ〜3人チームぐらいで、各自荷物をコンパクトにまとめていたので、1ピットに4団体が入りました。これが限界でしょう。

受付から試走

ピットへの荷物搬入を終えたら、受付を行います。受付では、参加賞と、周回計測用センサー、ゼッケンを渡されます。

センサーは足首(左右どちらの足でもOK)に巻き、ゼッケンは車体にくくりつけます。

センサーは1チームあたり1つしか配布されないため、走者のみ着けることになります。走者が交代する際は、センサーの付け替えも必要となります。

受付を終え、準備が完了した人からコース内を試走するようアナウンスがあります。

ここで、あらためてコースを確認しておきましょう。

 

オートポリスコースマップ

オートポリスのコースは全長4.674kmですが、サイクルイベントではショートコース(3.022km/周)を走ります。

スタート後、第一コーナーから下り基調が続き、少し平坦になったあと登りになるコースです。

準備ができたので、試走に出発します。

▲スタートから第1コーナーまでは平坦です。開放感がハンパありません。

▲第1コーナーから下り基調になります。

▲下り基調を終えると少し平坦になります

▲しかし平坦はつかの間で、すぐに登り基調へ変わります

▲少し進むと、最終コーナーまでしっかりとした登りになります。コースの見晴らしが良いので「ゆるい坂」と勘違いしそうですが、斜度5〜6%ぐらいのしっかりとした坂です

▲最終コーナーを回った先のストレート(平坦)です

▲ストレートの脇からピットへと入っていけます。ここに入ることで、走者の交代や補給ができます

▲ピット内には降車ラインがあり、ここで自転車を降りなければなりません

参考にならないかもしれませんが、私は試走で1周あたり6分ぐらいでした。

開会式

試走を終えると、開会式が始まります。

主な案内は以下のとおりです。

  • 7:45から10:45の3時間レース
  • ピット内は降車・乗車するラインが引かれているので、そこで必ず乗降すること(スタッフがラインのところで監視しています)
  • 3人以上のチームで、降車ラインに人が待機して計測チップを受け取り、次の走者に渡しにいく行為はNG(計測チップの受け渡しは必ずピットで行う)
  • 補給は、最終コーナー付近の登り、もしくはピット内でのみ可
  • 今回は参加者が少ないので、ロード部門・MTB部門・ファミリー部門とも同タイミングでスタート
  • 今日のイベントが終わった時点で、年間チャンピオンが決定

オートポリスは年次イベント(年間2回)なので、2回のイベントの総合結果で年間チャンピオンが決定します。

今回は今年2回目のイベントなので、今日のレースが終了した時点で年間チャンピオンが決まります。

上位数人(チーム)に、ポイントが与えられるので、1回目と2回目の合算ポイントの高い人(チーム)が年間チャンピオンになります。

なお、補給については最終コーナーで〜と案内されましたが、実際にはコース上の至るところで水分補給している人がいたので、水分補給は自由なのか、黙認されているかのどちらかだと思われます。

スタート

開会式が終わると、すぐにスタートになります。

後輩くんと「どっちがスタートするか」という話になりましたが、「ネタ的に面白いからワシが行きたい」と宣言したら「ラジャ」と二つ返事で終わり、議論にすらなりませんでした。

後輩くんとは「基本は3周おきに交代。テンション上がったら好きに回ればいい」という、なんとも適当な約束でスタート。

▲スタートラインに着いたときには、すでに多くのガチ勢ローディーがいました

▲後ろでひっそりとスタートを待ちます

少し待っていると、「残り○分です」といったアナウンスが流れ始め、緊張感につつまれます。

「残り1分・・・残り30秒・・・スタート!!」

スタート直後、「は?」と思うぐらい、前にいた人たちが一瞬で小さくなり、予想以上の速いペースに圧倒されます。

3周でバテる

1周目は、周りの速さにつられてひたすら回します。

自分のペースとか完全に無視していたので、2周目で早くもバテ始め、3周でダウンしてチェンジです。

レース後にタイムを確認したら、1周目のラップが今日で一番速いタイムでした。

集団がレースをつくる

集団がレースをつくる

レースは、60人ぐらいの集団が中心となって展開します。

集団を見て「おぉ、なんかレースっぽいw」と思いながら、私は何度も抜かれました。

魔が差して「1周だけついていってみようトライアル」を敢行しましたが、半周も持ちませんでした。みんな速すぎワロタ。

ピットで休憩

パートナーが走っている間は、ピットでのんびり休憩します。

太陽が昇っても、ピット内は日陰なので快適です。

各チームが、少しでも時間を稼ごうと走って計測チップの受け渡しなどを行っているのを見ながら、「あっち側の人間にはなれないな」と妙な確信をしていました。

抜いたり抜かれたり

抜いたり抜かれたり

サーキットコースは周回なので、何度も同じ人を見かけます。

自分が周回遅れにされて、「うひょー!あの人もう1周走ってきたのか・・・」と驚くことも多々あります。

その中でも面白いのは、下り〜平坦区間で私を颯爽とかわしていった人が、先の登りでスローダウンしているのを逆に抜き返すというパターンですね。

そして、登りきったあとのストレートや下りでまた抜かれて・・・といった感じで、同じ人とランデブーするケースが多々あります。「脚質の違いって面白いなぁ」とあらためて思う瞬間ですね。

ゴール(タイムアップ)

イベント時間中はひたすら回して〜休んで〜で、特にネタもなく3時間が経過し、タイムアップとなります。

チームとしての結果は27周(約81km)で、個人の結果は15周(約45km)でした。1周あたり5分30秒ぐらいで回っていたようです。

▲結果(リザルト)はこんな感じで張り出されます

タイムアップした瞬間に、次のイベント準備のため「早くピットを明け渡せゴルァ」アナウンスが流れまくります。

表彰式

撤収を急ぐ必要があったし、表彰式は関係なかったのでブッチしました( ゚Д゚)y─┛

おそらく、表彰台に登ってトロフィーとか賞状的なものを渡されてキャッキャウフフしたのでしょう(テキトー)

イベントを終えて

イベントを終えて

本イベントはソロで走るのが最も過酷でしょうけれど、二人交代もかなりキツイです。

常にパートナーの状況をウォッチしておかなければなりませんし、3周交代だと15分ぐらいで次の番が回ってくるので、ゆっくりもしていられません。

後輩くんが「チームだと3人で走るのがベスト」と言っていた意味が良く分かりました。

イベントの総合的な感想は、「良い意味で自信を失うイベントだった」です。

「自分より速い人がこんなに多いのか…」と思う反面、「まだまだ伸びしろがあるんだな」とプラスにも受け取りました。

正直、来年は参加するか微妙ですが、初心のうちに参加できたのはとても良い経験でしたし、何よりもイベント自体を愉しめたので満足です。サーキットコースを走るなんて、滅多にできるのものではありませんからね。

このだだ広く整備されたコンクリートの上を、自動車や信号を気にせずに思いっきり走れるのは快適そのものです。

ご興味が出た方は、来年以降にぜひご参加ください。

今後参加される方へのアドバイス

ここからは、今後参加される方へのアドバイスです。

本イベントは飲食物に関する一切の配給はありませんので、事前にコンビニなどで仕入れておくことを忘れないようご注意ください。

自動販売機はありますが、自転車乗りが欲するスポーツドリンク系は売り切れたりするので、あまり期待できません。

あと、チームで参加する場合は、休憩用の椅子もしくはブルーシート等を準備したほうが良いです。(ピット内はタイヤのゴム片などがパラパラ落ちていて、あまり衛生的ではありません。)

以上、しょうもないサイクルイベントレポートでした!

2 Comments

いわ

レース出場とはすごいですね。
サーキットの舗装は、一般道と少し違うようですが走った感じはどうでしたか?
また、今回の出場者は少なかったということですが、多いときはピットが足りなく
なる場合とかあるんでしょうか?
レースとか出ないだろうなと思っていたのですが、なんか興味でてきました。
もともと、メタボ解消目的で自転車に乗り始めたのですが、最近停滞気味なので
目標もって走るのにいいかなと思いまして。

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yurupotak

いわさん

先日に引き続き、コメントいただきありがとうございます!

サーキットコースはとても走りやすいですね、同じアスファルトなので一般道を大きな違いはありませんが、「キレイに舗装された一般道」といった感じでしょうか〜。

ピット数は50近くあるのですが、参加者向けに開放されるのは半分ぐらいなので、参加者が多いと取り合いになるみたいですよ・・・(ピットに入れないと直射日光に当たるのでキツイと思われます)

「サーキットコースでレース」ということで、私も最初はガチガチでしたが、MTB部門やファミリー部門の方も一緒に走りますし、本当に”楽しみにきただけ”という男女混合グループなんかも見られましたので、そこまで気負う必要はありませんよ!!

周回コースだと、周回数という目に見える結果(数字)が出て、成長も実感しやすいと思いますので、来年以降の目標にされてみてはいかがでしょうか〜

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