ペダルをTIME expressoに替えてみた

TIMEペダル

先日、グループライドの際に何気なく「TIMEのペダルが気になってるんですよね〜」的なことを話していたら、ご一緒していた方から、

「使ってないTIMEペダルがあるから、あげますよ」

と、サラッと言われ、そのまま流れるようにTIMEペダルをゲットしてしまいました。

これまで、ロードバイク購入時に付属してきた「LOOK KEO EASYペダル」を愛用していましたが、良い機会なので、TIMEペダルに替えてみることにしました。

TIMEペダルの特徴

TIMEといえば、ロードバイクから周辺部品まで”高級品ブランド”というイメージが強いですが、ペダルについては以下のような特徴があります。

  • フローティング機構(※)により膝にやさしい。
  • カバーなしでも歩きやすい(カフェクリートと呼ばれる)
  • クリートの減りがハンパない。まじハンパない。
参考

フローティング機構・・・ペダルとクリートを嵌めた状態でも完全に固定されず、少し左右にズラせる可動域がある仕組み

手に入れたTIMEペダル

いただいたペダルはこちら。

TIME ビンディングペダル Express 8 Pro

「TIME ビンディングペダル Express 8 Pro」です。中古品なので一部擦り減っていますが、私なんぞには十分です。

ペダルの裏面

なお、最近TIMEはペダルのラインナップを一新しており、この製品はすでにWiggleなどでは取り扱いが終了となっています。

Amazonでは取り扱いこそあるものの、バカ高い価格で販売されています。(Express”8”シリーズは新しいラインナップには存在しません)

  • ペダル仕様
    • 重量:195g
    • アクスル素材:スチール
    • 斜角度:5°

クリートを購入

TIME用クリート

ペダルだけではどうしようもないので、別途TIME用のクリート「TIME cales route -Road cleat-」を購入しました。

Xpressoにも対応

▲パッケージ後ろの「XPRESSO」という記載で、XPRESSOペダルに対応していることを確認。

クリート購入時の内容物

TIMEクリートの説明書

▲パッケージの中身。クリート2つにネジ、簡易説明書が入っています。

ペダルとクリートを着けた写真

▲ペダルにハメてみた写真。手で少し力を入れるだけで、パチンとハマりました。で、このあとなかなか外れなくて苦労したので、こんなバカなマネはしないようご注意ください。

TIME(タイム) ICLIC/XPRESSO クリートセット T2GB001

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ペダルとクリートを交換

現在のペダル(LOOK)を取り外し、新しいペダル(TIME)に付け替えていきます。

LOOKペダルを取り外す

アーレンキーでペダル取り外し

ペダルの取り外しには、アーレンキー(=六角レンチ)を使用します。私はちゃんとした(?)アーレンキーを持ち合わせていないので、携帯工具で代用します。

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LOOKペダルは取り外しにアーレンキーを使用しますが、他ブランドのペダルでは、アーレンキーではなくスパナで取り外すタイプもあるようです。

クランク裏からアーレンキーを差し込む

▲クランクの裏側から、アーレンキーを差し込みます。

▲アーレンキーを回すと、ペダルが外れます。

片手で力を入れると外れやすい

▲ペダルとアーレンキーの位置を調整して、片手でグッと握り込んで外せるようにすると力が入りやすいです。

TIMEペダルを取り付ける

さて、TIMEペダルを付けていきます。

ペダルにグリスを塗布する

▲取り付ける前に、ネジ部にグリスを塗布します。

TIMEペダルを取り付け

▲クランクに差し込んでいきます。

アーレンキーでペダルをしっかりと固定

▲LOOKペダルと同様、クランクの裏側からアーレンキーを差し込み、アーレンキーを回してしっかりと固定していきます。

TIMEペダル取り付け完了

▲無事に取り付け完了です。

LOOKクリートを取り外す

LOOKペダルを外す

▲LOOKクリートを外します。これもアーレンキーで作業ができます。

使わなくなったLOOKペダル

▲取り外し完了。当面はお蔵入りです。

TIMEクリートを取り付ける

TIMEクリート取り付け

▲クリートの位置を調整し・・・

クリート取り付け完了

▲ネジでしっかりと固定します。

ペダルへの脱着確認

▲ペダルに脱着させてみて、問題がないかを確認します。問題がなければ、これで作業は完了となります。

ちなみにこの後、立ちゴケ防止のためにローラーの上で何度か脱着練習をしておきました。

LOOKペダルとの重量比較

これまで使用していた「LOOK KEO EASY」との重量比較をします。

LOOKからTIMEからへの変更で63gの軽量化

LOOKペダルが「266g」なのに対し、TIMEペダルが「203g」と、63gの軽量化が図れました。このように具体的な数字で効果が見えると嬉しいですね。

なお、この測定結果は中古品でのデータなので、あくまで参考程度に。

試走してみた

TIMEペダルでの試走

TIMEペダルを付けたので、ルンルン気分で走りに行きました。

やっぱりLOOKペダルとは違いますね。というか、音がかっこいい、音が。

LOOKペダルとは違い「パチンッ!」と気持ちいい音でハマります(たまに静かに鳴りますが)し、外すときも「パキンッ!」という甲高い音が鳴ります。ビンディングしてる感ハンパないです。

私は(特に登りで)ダンシングを多用するタイプなのですが、このTIME独特のフローティング機構が効いて、柔らかくダンシングできているような気がします。※「気がします」ってところあたりがテキトー

これまで使っていたLOOKペダルとクリートの組み合わせでも「5°の可動域」があったのですが、同じ5°でもTIMEペダルとは感覚が異なります。TIMEの方が可動域がとても広く感じました。

また、LOOKペダルでは、なんとなく「点」をイメージして踏んでいたのですが、TIMEペダルはペダルとの接触面が大きいこともあり、「面」でペダリングしているような感覚に変わりました。

終わりに

とまぁ、ノリノリでTIMEに変えたわけですが、このクリートは本当に消耗が早いらしいので、家庭持ちのボンビーローディーが本当に維持できるのか不安なところデス・・・。

とはいえ、何事もまずは試してみないと分からないので、当面はこの新ペダル+クリートで自転車ライフを愉しみつつ、必要に応じて適宜見直しを図っていきたいと思います。

なお、今回のインプレでは、まだ1回のみ走った感想しか書けていないので、新しく気づいた点があれば、どんどん追記していきます。

2 COMMENTS

よっちゃん

初めまして。
いつも楽しくブログを読ましていただいてます。
実は私も今月初めにビアンキのロードバイクを買ったばかりの超初心者です。
バイクを買う背中を押して頂いたのがこのブログです。

このブログを初めから読まして頂き、やっと最新記事までたどり着きましたのでお礼を兼ねてコメントさせて頂きました。
読んでてとても面白いです。
特にグループライドの記事は面白いです。

これからも楽しみにしてますので宜しくお願いします。

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ゆるぽ拓

よっちゃん様

ブログを初めから読んでいただいたとのこと、本当にありがとうございます。
大変励みになります!!

ビアンキのロードバイクということは、私のお仲間さんですね♪( ´▽`)

グループライド以外でも、なるべく楽しく読んでいただけるようにしていきますので、
こんなしょうもないブログでもよければ、引き続き読んでいただければ幸いです。

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