Arti Cipesのサイクルパンツでお尻が快適になった

ロードバイクを始めて3年間、Amazonで購入した安価なサイクルパンツ(メーカー:DABADA、価格:1,400円程度)を使っていましたが、ローラーを続ける中で少しずつ劣化してきたので、これを機にサイクルパンツを一新しました。

購入したのは、Arti Cipesというメーカーのサイクルパンツになります。

まぁ、ほとんどの方が聞いたことのないメーカーだと思います・・・これも、Amazonで買える安物サイクルパンツの一種です。

今回は、その新しいサイクルパンツについて書きました。

2022年現在は、パールイズミのサイクルパンツを使用しています。

履き慣れた同じものを買わなかった理由

3年間、愛用(?)し続けたサイクルパンツをなぜ別のモノに変えたのか、以下のような理由があります。

  1. クッション性能が低く,ローラー時に股間が痺れることがあった(これはたぶん乗り方が下手なのも原因)
  2. サドルに触れない部分(尾てい骨あたり)までパッドがついており,逆に前面のパッドが短くて陰部をちゃんと保護できていない感があった
  3. 他のパンツを試してみたかった

ウダウダ書いてますけど,つまるところ”3”の理由が9割を占めます.

開封レビュー

シンプルな透明のビニールに包装されて届きました。

最初に触った時に驚いたのが、その生地の薄さです。これからの暑い時期にもちょうど良いなと感じました。

素材はほぼ100%ナイロン。ちなみに私は“Lサイズ“を購入しました。

パッドのカラーは4種類ありますが、黄+青基調のものを選びました。(というか、Lサイズの在庫がこれしかなかった・・・)

パッドが非常に分厚く、丘のようになっています。ただ、触ってみると意外と硬いです。

DABADAのサイクルパンツとの比較

これまで使用していたDABADAのサイクルパンツ(パッドの色がオレンジ)と比較をしてみました。

パッドの膨らみが全然違うことが分かります。DABADAの方は履き潰したせいで潰れているのかもしれません。。

次にパッドの位置比較です。前面(つまり陰部側)のパッドはウエスト部から10cm前後で、これは新旧パンツともほぼ同じ距離でした。

しかし、背面(お尻側)は大きく違いました。

Arti Cipes(上の写真)のウエスト部からお尻パッド部まで15cm程度あるのに対し、DABADA(下の写真)は12.5cm程度しかなく、DABADAは必要以上にお尻のさらに上(腰の方まで)をカバーしていることが分かります。

ただ単にパッドがでかいだけならいいのですが,パッドの大きさ自体はArti Cipesのパッドと変わらないので,これはつまり、パッド全体がお尻寄りに配置されていて,お尻の形になっているパッド部分が、うまく自分のお尻に当たっていないという状況になっていたわけです。

パッドがうまく機能していないならお尻が痛くなって当たり前だよなと。

これまでずっとお尻が痛くなり続けていたのは,自分の体幹ショボすぎ問題もあるとはいえ,パッドも少なからず原因だったようです.なぜ3年間も気づかなかったのか・・・。

実際に1週間ほど使ってみての感想

良いですね。

せっかくだからもうちょっと良いサイクルパンツが欲しいな〜と、Amazonを徘徊していた時に見つけて、レビューも良かったからというだけで買ったのですが、正解でした。

股間の痺れもお尻の痛みもかなり和らいだので、むしろなぜ今まで過去のサイクルパンツにこだわっていたのかという疑問すら湧きます。

なお、サイズはLサですが、身長:177cm、体重:64kg、ウエスト:78の私に概ねピッタリ(ウエストはいいけど、丈が短いかな?ってぐらい)でした。

おわりに

一般的なローディーであれば、SHIMANOやRaphaなどの良質なサイクルパンツを購入するのかもしれませんが、私は「いかにお金をかけずにロードバイクを楽しめるか」を意識しているので、安い中でも良いサイクルパンツに出会えて良かったです。

いまだに体幹が鍛えられておらず、お尻が痛くなりやすい下手な乗り方をしている私にとってサイクルパンツは非常に大事なモノなので、当面はこのサイクルパンツを使いつつ、いずれは有名ブランドの素敵なパンツを使ってみたいですね。

↑Arti Cipesは,楽天市場での取り扱いがありません.

2 COMMENTS

まいね

サムネを見て「チャイルドシートかな?」と思った異端は私だけでしょうか?w
安いウェアで色々工夫するのも楽しみの一つですよね!
私も普段走りのときは、ワークマン製品にお世話になってます(‘◇’)ゞ

さてお尻の痛みについて、一応「200Kmくらいなら普通に走れる」程度の
距離ガバ勢(初級)の経験則で言いますと、
・軽いギアでくるくる回すペダリングだと、ペダル荷重でなくサドル荷重になりがちなので
 痛くなりやすい(たくさん乗っていればある程度慣れてきますが)。
・(私の場合)柔らかいサドルを使っていると、サドルとお尻が”面”で接して、
 筋肉が広く圧迫されるので痛くなりやすく、”点”で接する固いサドルの方が楽になりました。
体幹の弱さだけが要因じゃないかもということで、ひとつご参考までに。

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ゆるぽ拓

>まいねさん
大変参考になる情報をありがとうございます!!
まいねさん、200kmを普通に走れるってすごいですね・・・純粋に尊敬します( ´ ▽ ` )
おっしゃる通り、僕は軽いギアで踏んでいるので、自然とサドル荷重になっているのも要因なのかもしれませんね〜
点で接する硬いサドルの方が楽に・・・というのはすごく新しい発見なので、所持している固いサドルでも試してみたいと思います!

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