ロードバイクのパンク修理方法を覚える

こんにちは、@yurupotakです。

ロードバイクに乗り始めてから4ヶ月。

かれこれ20回以上走っているわけですが、走りながらずっと気にかかっていたことがあります。

「パンクしたらどうしよう・・・」

実は、これまでロードバイクで一番多いであろうトラブルへの処置方法すら身に着けずに走っていました。

さっさと練習しろよという話なのですが、いかんせん痛い目をみないと動かない人間なので「いざパンクしたら、Youtubeでも見ながらチューブ替えればいいべ」ぐらいに思っていました。

ただ、もうすぐ「ツール・ド・国東」というイベントも控えてて、ここでパンクでもして、動画を見ながらモタモタしているパンク修理をしている姿を想像するとゾッとしたので、先日グループライドでご一緒したロードバイク歴10年以上の大先輩に教わることに。

今回は、教わったことの復習がてら、自力で練習した記録を残しておきます。(チューブ全取っ替えを想定)

交換手順(と、その様子)

↑交換前の鉄下駄。フフフ、これからひん剥かれるとも知らず・・・。

↑練習なので、まずは空気をぶち抜きます。

↑ここからタイヤレバーの登場です。私が使っているのは3本1セットタイプのものですが、正直、2本しか使いません。

↑タイヤのスキマにぐいっと差し込み、テコの原理で手前に引きずり出します。

↑タイヤレバーにはスポークに引っ掛ける溝があるので、そこを引っ掛けて固定します。この時点では、タイヤはまだホイールから外れていない状態です。※レバーで引っ掛けるのはタイヤのみで、チューブまで引っ掛けないように注意

↑ここから2本めのレバーが登場です。先ほど固定したレバーのスポーク1個分横に同じようにレバーを差してタイヤを引きずり出します。これをさらに横のスポークで〜と繰り返すと、タイヤが外れます。(写真左のレバーは固定したままで、もう1本のレバーで外していきます)

↑タイヤが外れた状態です。

↑チューブを引きずり出します。

↑ベリベリとひっぺがしていきます。

↑最後にバルブを抜きます。

↑タイヤとチューブをすべてはずした状態です。タイヤがないと印象が変わりますね。

「アナタって・・・脱ぐと結構スゴイのね///」

鮮やかな黄色です。

↑替えチューブの出番です。

↑バルブのキャップと、ネジを外します。

↑替えチューブはペラッペラです。

↑タイヤの片側だけホイールにハメます。

↑片側だけハメた状態とはこんな感じです。

↑タイヤをハメる際の注意点。タイヤには回る方向が決められていて、このタイヤには「ROTATION→」というマークが書かれています。ホイールの回転方向に合わせて、間違えないように取り付けましょう。

↑あとは細かいことですが、タイヤメーカのマークを、バルブ側もしくはバルブの反対側に位置させておくと、前後タイヤの見栄えが整いますし、パンクの際に原因を特定しやすくなります。

私の場合は「ZAFFIRO」と書かれている部分を、バルブの反対側にくるようにしました。ロード歴が長い人だと、こういう細かい部分をチェックして相手の技量やスキルを判断したりすることもあるそうです。

↑チューブを入れていきます。チューブを入れる時の注意点は「タイヤとホイールで噛まないこと」と「ひっくり返らないようにする」ことですが、この新しいチューブのようにペラッペラのままの状態では反転するわ入れづらいわで、良いことなしです。

↑なので、バルブから”ほんのちょっとだけ”空気を入れます。しかし、今回は道端でパンクした想定なので、空気入れなんてものはありません。ではどうするか・・・

↑手でギュっと握って筒を作り、軽く息を吹きかけます。呼気は二酸化炭素ですが、携帯用エアーブースターも中身は二酸化炭素なので問題ありません。

↑少しですが、空気が入ったのが分かるでしょうか。※空気が抜けないようにバルブを締めておくことを忘れずに

↑さて、気を取り直してチューブをホイールの溝に押し込んで・・・と、これは初心者が良くやってしまう間違いです。

↑チューブは溝に入れ込むのではなく、チューブとタイヤを持って、

↑握り込むようにしてチューブをタイヤの中に入れてやるのが簡単かつ確実です。

↑チューブを入れ終わったら、タイヤのもう片側をホイールにはめ込んでいきます。最初は手の力で十分事足りますが、

↑最後のほうになると、手でははめられないぐらい固くなります。(モノによっては手でいけるらしいですが)

↑タイヤを外すときに使ったレバーの面を・・・

↑裏返して使います。

↑スキマから入れて、ホイールに引っ掛け・・・

↑テコの原理でグイッと持ち上げます。「ベコッ!」と大きな音がすることもあるので不安になりますが、そんなものらしいです(先輩談)

↑レバーでタイヤをうまくハメれたら、チューブが噛んでいないかをチェックしていきます。チェック方法は、タイヤの片側をグイッと寄せて、ホイール(ここでは黄色部分)が見えれば大丈夫です。これを1周×両面でチェックします。

完成です!!

↑本来は携帯ポンプやエアーブースターで空気を入れるのが筋ですが、今回は練習なのでさすがに空気入れを使います。そして、このタイミングになって突如訪れる「俺なにやってるんだろう」感はハンパありません。

エアーブースターを使った空気の入れ方については、別の記事で書きたいと思います。

初心者は、必ず練習しておくべし

自戒の念をこめて。

初心者は必ずパンク修理の練習をしておくべきです。

いざやってみると、ブログや動画などに載っている内容以外で必ず「???」となる部分が出てきます。(端折られている部分が一番知りたかったりするから困りモノです)

今回教えてもらった先輩に聞くと、「年に数人はパンク修理ができずに困っている人を助けている」とのことでした。

助けられる側ではなくて、助ける側になりたいものですね。(でも、そこまでたどり着けるのは数年後かな)

今回使用したアイテム

パナレーサー(Panaracer) 用品 タイヤレバー 3本セット PTL

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