先日ブログに書いたスマートローラー「Xplova NOZA V」を入手してから2ヶ月ほど経過しました。
期待どおり、今や「生活になくてはならない存在」になったわけですが、長年ハイブリッドローラーを使っていた私が、スマートローラーに変えて良かったなと思ったことをまとめました。(ローラー歴は4年以上)
今後、スマートローラーの導入を検討したいと考えている方々の後押しになれば幸いです。
- スマートローラーの魅力を知りたい
- Zwiftを思いっきり楽しみたい
- 高価なスマートローラーを買うのに躊躇している
- マンション・アパートなど、環境の制限がある中でローラーを導入したい
ここでは、私が所有している「Xplova NOZA V」をベースに書いています。メーカーや機種によって違いがあることはご了承ください。
スマートトレーナー「xplova NOZA V」ファーストインプレッションZwiftも何もなしにローラーを回し続けるのは、なかなかの苦痛です。
アニメなどの動画を見ながらであれば気は紛れますが、一定の負荷で回し続けるのは暇じゃないようで意外と退屈です。
スマートローラーを手にするまでは、20分ぐらいローラーを回しただけで「あーもう今日はいいかな」となっていたのですが、Zwift✕スマートローラーの組み合わせであれば、1時間のトレーニングメニュー(低負荷〜高負荷)や、自動負荷調整で実際の道を走っているかのような負荷を感じられるので、長時間のローラーが苦痛になりません。
以前使用していたハイブリッドローラーに比べて、1回あたりの走行時間が約2倍になったのは間違いなくスマートローラーのおかげです。
スマートローラーは、その売り文句どおり”静音性が高い”です。
これは、マンション・アパートといった集合住宅に住む人にとっては大きなメリットになります。
スマートローラーを購入したばかりのころ、回していたら子供が「これ前のヤツ(ハイブリッドローラー)より静かでイイね!」と言っていたので間違いないでしょう。
本当はローラーの時間を固定したいのですが、子供がいることもあって、どうしても不定期になりがちなので、”いつの時間でもローラーできる”というのはとても助かっています(とはいえ、さすがに夜中帯は避けています)
一般的に、「スマートローラー」は以下の計測機能を持っています。
- パワー
- 速度
- ケイデンス
- 距離
ローラーを回した時のこれらのデータは、Zwift上に表示されて、最終的にデータとして保存されます。(Zwiftでなくとも、スマートローラーメーカーが提供するアプリ上でもデータ化できます)
割と安価にセンサーを取り付けられる、速度・ケイデンス・距離・心拍計測は利用している方も多いと思いますが、ほとんどの方は、パワー計測をするための高価なパワーメーターは持っていないでしょう。
私もまさにその類で、これまでまともにパワーというものを計測したことがありませんでした。
しかし、スマートローラーにはパワーを計測する機能があるため、これを手に入れてからというもの、”パワーを見ながら走る”という魅力に取り憑かれてしまいました。
Zwiftのトレーニングをしていても自分が本当に成長しているのか不安になりますが、パワーという数値として目に見える形で表示されるのはとても便利です。そのせいで、ロードバイク自体にパワーメーターを着けたいという悪い欲も出てきたのが難点ですが・・・・。
また、ZwiftはGarmin連携ができるので、私が外を走る時に使用するGarminサイコンのデータとともに、Garmin Connect上で走行履歴を管理できます。
外を走っても、ローラーを回しても、同じプラットホーム上で走行データが確認できるというのは、データの一元管理という点でも効率的ですよね。
Mageneの心拍系(Heart Rate)センサー「H303」で快適Zwift生活これは当初予想もしていなかったメリットだったのですが、スマートローラーは、後輪のリアハブ(ホイールと自転車が接続される)部分でローラーを固定するため、ココを起点にグルッと回すことができます。
結果、どうなるかというと、この画像のように自転車を縦にして一気に省スペース化することができるのです。
NOZA Vは本体重量が約23kgと重くて安定していて、耐荷重も114kgということで、10kgぐらいのロードバイクを縦にしても何ら問題はありません。
大きな家に住んでいる方は気にならないかもしれませんが、6畳間にローラ台とロードバイクを置いている身としては、この少しのスペースが大きな差を生みます。(特に子供の出入りがある部屋の場合は安全性も上がります)
スマートローラーの意外なメリットですが、なるべく場所を取りたくないという考えを持っている方には刺さるネタではないかと思います。
おわりに
今回はスマートローラーの魅力的な部分をご紹介しました。
私はこれからも乗り続けるので「コスパのとても良い製品」だと胸をはって言えるのですが、ローラーを買ったもののすぐ使わなくなって倉庫行きになったという声も多く聞きます。
スマートローラーは、その性能から他のローラーより高額になってしまうため、「自分の性格上、本当にローラーを続けられるのか分からない・・・」という方は、スマートローラーではないタイプのものであったり、スマートローラーの中でも割と安価なタイプ(自動負荷がないもの等)を買ってみるという選択肢も十分にありでしょう。
ちなみに、私は前に使用していたアルミフレームのロードバイク(リムブレーキ)でスマートローラーに乗っています。カーボンフレームでも使えるようですが、一抹の不安があるのでカーボンロードバイクでは使用していません。
ローラー、中でもスマートローラーに興味があるという方の参考になれば幸いです。
「スマートローラーのここはどんな感じなの?」というような質問があれば、この記事のコメントやTwitterなどでお気軽にお聞きください〜。