こんにちは、@yurupotakです。
ロードバイクを購入してから2ヶ月半。走行管理はずっとスマホでやってきたのですが、リアルタイムな速度やケイデンスが分からなくて自分の走行状態が見えなかったので、有線式モデルのサイクルコンピュータ(以下、サイコン)を購入しました。
※2017年6月に「Garmin510J」を入手したため、現在は無線式のサイクルコンピュータを使用していますが、今回紹介する有線式サイクルコンピュータは、最初の取っ掛かりとして良い製品だと思います。
選定条件
- 走行中に速度とケイデンスが確認できる。最初は速度だけ分かればいいかなと考えていたのですが、ケイデンスもあったほうが良いとのアドバイスがあったので、速度+ケイデンスを必須条件とします。
- 有線、無線は問わない。「有線だと見た目が悪い」だの贅沢なことは言いません。
- クラウド連携によるログ管理は必須ではない。サイコンで取得したデータをインターネット上にアップロードできる機能があれば楽ですが、あくまで”あれば嬉しい”の世界なので、必須ではありません。
- 安く、とにかく費用を抑えたい。いずれ高級サイクルコンピュータを買うことになるのは目に見えている(!?)ので、現時点ではとにかく安く手に入れることを優先します。
購入したサイコン
1週間以上悩んだあげく、結果的に選んだのはみんな大好きCATEYEのサイコンで、有線式モデル「CATEYE STRADA CADENCE(CC-RD200)」です。
2022年現在は本製品の取り扱いはないので、代替品となるCC-VL820を掲載しておきます。
ただし、CC-VL820にはケイデンスセンサーはないため、ペダルの回転を計測することはできません。
現在はワイヤレスタイプでも安価なサイクルコンピュータが出始めているので、そちらを選択する方が良いかもしれません。
(CATEYE製品の安価なワイヤレス式サイクルコンピュータ[ケイデンスセンサー対応]として「CC-PA400B」がありますが、これはもはや安いと言えるのか・・・)
キャットアイ(CAT EYE) サイクルコンピュータ PADRONE DIGITAL ブラック CC-PA400B スピードメーター 自転車
レビュー
ということで、商品が手元に届いたのでレビュー。
↑透明のケースに入っています。最初手にした時、「これは本体しか入ってないのでは?」と思うほど軽く感じました。
↑ケースの裏面。多言語対応していて、もちろん日本語の説明もあります。
↑中身一覧。小さいケースにたくさん詰め込まれていました。
↑12カ国語に対応していることもあって、同じ内容の説明書が2つ入っていますが、日本語は一方にしか書かれていないので、残り片方は不要です。
取り付け
さっそく、愛車に取り付けていきます。
っと、その前にワイパーで軽く拭き拭き。
↑説明書に沿って本体を初期化し、自分のロードバイクのタイヤ周長に設定(700×25Cなので”2105”に設定)
↑まずはスピードセンサー(右)を取り付け。左の丸いマグネットを後輪スポークに取り付けて、マグネットがセンサー部分を通過するのを検知してスピードを割り出す仕組み。
↑センサーを左チェーンステー(内側)に取り付ける。ある程度の場所が固まったら、ナイロンタイで仮留め。
↑後輪スポークにマグネットを取り付ける(ネジでしっかりと締め付ける)
↑取り付けたセンサーとマグネットの距離を確認。説明書には「最短距離を3mm以内しろ」と書かれている。問題なければ仮留めしていたタイを締める。
↑後輪を回してスピードセンサーが正しく動作するか確認。OK!
↑お次はケイデンスセンサー(右)。左はマグネット。
↑センサーを左チェーンステー(外側)に取り付ける。ある程度の場所が固まったら、ナイロンタイで仮留め。
↑マグネットを左クランクの内側に取り付けて、センサーとの距離を確認。
↑動作確認。スピードもケイデンスも無事に測れていることを確認。
↑センサーを取り付けたあとは配線処理。本体を取り付けるステムまでケーブルを這わせながら、要所をナイロンタイで留めていく。
↑フレーム沿いに這わせ、最終的にはブレーキケーブルに巻きつけながらステムまで引っ張る。
↑ステムにブラケットを装着。
↑本体をブラケットに差し込んで設置完了!
↑ナイロンタイのヒゲ部分を切って全行程終了。思ったより見た目を損なわずには済んだ・・・かな?
なお、全く知識がない状態で、取り付けには1時間半ほど要しました。(こまめに写真を撮っていたので、かなり時間がかかっている方だと思います)
試走(スマホアプリとの比較)
センサーの動作および配線による走行の安全性確認のため、自宅近くの平坦を試走して問題ないことを確認したので、スマホアプリとサイコンで同時に取得したデータを比較してみました。(比較しやすい最高速度のみ)
スマホ:40.4km
サイコン:44.3km
思ったよりも差が出ました。
4km/hの差(約10%)が誤差の範疇なのかは分かりませんが、スマホアプリはGPS情報で測定していて、位置情報の誤差があることを考えると、サイコンのデータの方が正なのでしょうね。これだけでもサイコンを買った価値があるというものです。
最後に
無線式サイコンの方が何かと便利でしょうが、いずれガーミンを買うことになる(!?)という前提で、今回は妥協しつつも良いモノが買えたかなと思っています。
今回はステムに取り付けましたが、走行中だと頭を相当下に向けないと見れないので、この位置はかなり微妙です。(みなさんがマウントを付けている理由がよく分かりました)
とはいえ、有線式タイプはCATEYEのマウントを利用できないみたいなので、このまま我慢します。
待望のサイコンを手に入れたので、まずは「いま何km/hぐらいで、ケイデンスはこれぐらい」というのを感覚的に分かるよう練習に励みます。