2025年のローラー生活で買って良かった5つのアイテム

気づいたら2025年が終わろうとしている…。

今年は仕事や学業（通信制大学）でそこそこ忙しくはしていたものの、忙しいがゆえに逆にアクティブに動いた年でした。

自転車に関しては、今年は3回もサイクルイベントに参加しました（サイクルイベントレポートは需要がなさそうなので書いていません）。

• ツール・ド・南島原
• ツール・ド・九州　筑後・八女ステージ
• 鳥取すごい！ライド

年間3回もイベントに出たのはかなり久しぶりなので、それなりに満足していますが、やはり今年もひたすらにローラーメインでの日々を送っていました。

ログを見たら2025年はローラーに93回乗ったようで、4日に1回ペースで回せていました。

本記事では、もはや「自転車＝家で回すもの」と化しているそんなローラーばかりの私が、今年ローラーを続けていくために投資した中で、これは良かったなと思えるアイテムをご紹介します。

「これがあれば、生産性が爆上がり！」…とはいきませんが、ローラーに乗るモチベーションが少し上がったり、乗っている時間がちょっぴり快適になると思います。

ローラーが好きという方がいらっしゃれば、ご興味を持っていただけると嬉しいです。

インドアバイク特化パンツ

以前の記事で紹介したメッシュタイプのレーサーパンツです。

ローラーはこれじゃないとイヤってぐらい、愛用しています。

ぶっちゃけ、「メッシュだから涼しい〜♪」なんてことは一切感じません。ローラーを15分も回せば身体は熱く、汗だくびしょ濡れになりますからメッシュなんてただの飾りです。

では、なぜこのパンツが気に入っているかというと、「履きやすく、パッドが厚いから」です。

素材なのか、メッシュだからなのかよく分かりませんが、このパンツはヌルッと履くことができます。たかがそれだけ？と思われるかもしれませんが、何十回とローラーに乗る中で、この微細なストレスは大きな影響を及ぼします。

さすが「インドア特化」を謳う製品だなと、パールイズミはローラー乗りの気持ちを分かっているなと、感心します。

そして同様の理由で、スルッと履けるFIZIKの靴下も愛用しています。（靴下はもっと良いモノがあるかもしれませんが、まだ探求していません）

また、ローラーは基本的にダンシングをしないので、お尻はサドルに乗っかったまま、圧迫され続けます。そのため、1時間ほど回すトレーニングメニューの時には厚いパッドの恩恵が大きくなります。

「体幹を鍛えれば、お尻なんて痛くならないよ」というお声もあるかと思いますが、その域まで到底届かない私にとって、パッドの厚さはまだまだ必要なものです。

パールイズミ　インドア特化パンツ　リンク（Amazon）

POLAR 心拍センサー「H10 N」

以前、コスパの高いMageneの心拍センサーを購入し、2年ほど愛用してきましたが、MyWhooshとの接続が上手くいかないことが頻発してストレスだったので、新しい心拍センサーであるPOLAR（ポラール）の「H10 N」を購入しました。

また同じMageneの心拍センサーを購入しても良かったのですが、「心拍センサーぐらいプロっぽいものを使ってもいいんじゃね？」という至ってヨコシマな考えから、とても評判が良い高価な心拍センサーを買ってみました。

正直、精度の違いはさっぱりわかりませんが、安定して繋がっている感じがする（たぶん気のせい）ので、満足しています。

そして何より気に入ったのが、通称おっぱいバンドの裏面（肌に密着させる側）にある”滑り止め”です。

無くても滑っている感じはないのですが、あると安定している感じがします（たぶん気のせい）。

極めて定量的ではなく定性的な感想ですが、おそらく値段が高かったので”良かった”と思いたいだけのような気がします。でも、実際にローラーのモチベーションは上がっているので、買って良かったモノにラインナップされます。

あと、めちゃくちゃ細かいですが、バンドを留める部分がワンタッチのバックルタイプなのもお気に入りです。Mageneは金具を引っ掛けて留めるタイプだったので、何気に面倒くさいことがありました。

ヘッドバンド

ローラー中は汗がダラダラ垂れるヘッドバンド購入したのですが、これは大正解でした。

これは、私が配信しているロードバイク初心者向けポッドキャスト番組「Dancing FM」で、相方のマキちゃんが教えてくれたので試しに買ってみたのですが、ヘッドバンドが汗を吸い、止めてくれるのでローラーの快適性が爆上がりします。

私は適当にAmazonで見つけたHALO（ヘイロ）というシリーズを買ったのですが、これは内側にシリコンゴムが入っていて、ここで汗を止めて流す構造になっています。

正直、これを着けていてもバンドの許容範囲を超えて大量に汗をかく時は垂れてきますが、少なくとも20〜30分程度は汗が垂れてこないので、とても快適です。※垂れてこないのは頭・額の汗だけで、顔から出る汗はもちろん垂れまくります

汗がダラダラでどうにも不快だという方は、100円均一のヘッドバンドでも大丈夫だと思いますので、一度試してみることをオススメいたします。

iPad mini

これはいつも書いていることですが、ローラー中はひたすらに”暇”です。

自分の姿勢や呼吸に全集中してローラーを楽しむ変態ストイックな方であれば気にならないかもしれませんが、私はそんなの無理なので、”暇つぶし”が必要です。

しかも、その”暇つぶし”は自分にとって「楽しいこと」でなければなりません。なぜなら、ローラーのトレーニングは少なからず「キツい」からです。

そして私とって、その「楽しいこと」は、「アニメや映画を観ること」です。

快適にアニメや動画を見れて、かつローラー中でも操作が可能・・・ということで、iPad miniを購入しました。

安物のタブレットでも良かったのですが、セキュリティと利便性（私はApple製品に囲まれて過ごしている）の観点からiPadを選択。ローラー以外の日々の生活でも超絶役に立つので、今年買って良かったモノの一つです。

ちなみに私は、普段はアニメや動画を見ないようにして、ローラーの時だけの”ご褒美”とすることで、ローラーのモチベーションを上げるようにしています。（完全にこのスタイルが身についているので、日頃アニメを見たいとは微塵も思わなくなりました）

タブレットスタンド

前述のiPadに直結しますが、タブレットを快適に見ながらローラーを回せるように自立型のタブレットスタンドを購入しました。※以前持っていた、バイクに直接取り付けるタブレットホルダーは壊れてしまいました。

これは自立型なので、ローラーの位置に合わせて自由に場所や高さが設定できる点が気に入っています。

このように、ローラーのそばで自分の見たい角度に合わせて設定することで、ローラータイムが楽しい時間に変わります。

おわりに

数年かけて作り上げた「ローラー習慣」は、私にとって”宝”です。

この時間によって、どれだけ身体的・精神的な健康が守られているか・・・その効果は計り知れません。周りの同年代と比べて、この習慣だけは私とって唯一自慢できるものかもしれません。

ローラーは、初期投資こそかかるものの、乗るだけであれば維持費は「無料」です。私が愛用しているバーチャルサイクリングサービス「MyWhoosh」も、2025年末時点で無料でプレイできます。

ローラータイムを快適にするための探求はこれからも続きそうですが、この習慣だけは変わらずに続けていきたいものです。